ビールの醸造
ビールの醸造
   ビールって簡単にできるんですよ
  大なべで、モルトエキスを煮込んで、ホップを入れ、アルコールで殺菌したポリタンに入れて
  30℃まで冷却。 うちは井戸水なので、そのまま熱いモルトに入れてさましています。
   あとは、酵母を入れて発酵させる。  春、秋は大体4日くらいで一次発酵が終了します。
   この状態でも十分飲めますが、砂糖を少し足して、ビールビンか、炭酸飲料が入っていた
   ペットボトルにつめて一週間ほど置くと泡立ちのいいビールにしあがります。
   20Lのビールが2週間約4000円で出来上がります。

ビールの素は麦から作ったモルトエキス+ホップの缶詰を使います。麦からモルトを作ることもできますが、手間がかかり、しかもコツがいるので缶詰を使うほうが手軽にできます。
5〜6Lくらいの水が入る鍋に、水3Lほどを入れ、沸騰させます。
沸騰した水にモルトエキスの缶詰の中身を入れてよくかき混ぜます。かき混ぜが不十分だと、モルトエキスが鍋の底で焦げるので、底にたまらない程度にかき混ぜます。
モルトエキスはアメ状なので缶に残りますが、鍋の中の液をオタマで入れてやると、よく溶けます。 さらに砂糖を1kg入れて溶かします。好みに合わせて三温糖などにするのもいいです。
全部溶かして、再び沸騰し始めたら、ふきこぼれないようにして、約30分加熱します。




水の保管などに使うポリタン(蛇口コックがついているものが後々便利、ふたも大きく開いているものが洗いやすくてよい。)を消毒用アルコールで殺菌します。
何度も使っていると、汚れがついてくるので、適当に新しいものに交換するか、よくこすってきれいにするのが肝心。 このよごれに雑菌がついていて、アルコールでの殺菌が不十分だとビールの発酵中に雑菌が繁殖し、変な味のビールになってしまう。飲めないようなものになることもあるので要注意。
殺菌したポリタンに約30分煮込んだモルトエキスを入れる。私はオタマですくっていれています。

ポリタンに水を足してポリタン一杯−1L程度にします。水を入れると、温度も丁度25〜30℃になります。水を入れるときはジャバジャバと水が空気に触れるようにしてやります。こうすると酵母の生育が良くなるようです。

酵母を入れる前に、この温度をチェックします。(20〜30℃)あまり温度が高いと、酵母が死んでしまいます。
加える水は水道水でもいいですが、ミネラルウォターなどの方がいいようです。うちの家は井戸水なので、そのまま入れてます。

モルトエキスについている酵母を入れて、ふたをする。一度密閉して、ポリタンを倒して全体を混ぜます。このあとふたを緩めて、密閉しないようにしておきます。 発酵し始めると、炭酸ガスが出てくるので密閉していると、圧力がかかってふたが飛んだりして悲惨な目にあうことも・・・。

発酵中に吹きこぼれることもあるので、トロ箱や新聞紙の上にポリタンをのせて室温で発酵させます。
発酵の適温は20〜25℃ 春や秋が適しています。
大体3から7日で一次発酵が終わります。 3日目から少しずつ抜き出して(蛇口コックを利用)味見すると、毎日、味が変わっていくのがよくわかります。
一次発酵が終わったら、瓶詰めです。うちでは、ペットボトルをよく使っています。炭酸飲料の入っていた1.5Lのペットボトルをよく洗って、消毒用アルコールで殺菌したあと、砂糖を10gほど入れ、一次発酵の終わったビールを入れます。(この時も蛇口コックが便利)口から4〜5cmのところまで入れたら、栓をして2次発酵させます。
1週間〜3ヶ月、好みに合わせて2次発酵を進めてから冷やします。 あとは飲むだけ!! うちでは、冷やさずに、ジョッキに氷を入れ、そこにドボドボと注いでます。 この方法だと、きめ細かい泡のたったマイルドなビールが楽しめます!!



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