網干から播州赤穂へ
98年7月25日に兵庫県姫路市の網干から播州赤穂までファルトでツーリングに行った。
朝 8時半に揖保川の分流の中川から出艇。ここにはヨットや釣り舟が係留してある。 揖保川からは分流となるが、水の行き来はなく、完全に入り江状態で、水が非常にきれいだ。
河口の防波堤を抜けて瀬戸内海へと漕ぎ出しました。防波堤までは波もなくおだやかだったが。

今日は東の風が強く、防波堤から外に出ると、少し風波が出ていた。 風に押されながら、新舞子沖を西に進む。 前方には室津や相生の沖にある島が見渡せる。 小さなうねりでサーフィン漕行しながら行こうとするが、ファルトでは乗りきれない。
室津の入り江に寄り道。 ここの小学校の裏は静かな海岸になっていていい雰囲気だ。少し休憩する室津の入り江に寄り道。 ここの小学校の裏は静かな海岸になっていていい雰囲気だ。少し休憩する

室津の神社を海から望む。 今日はお祭りがあるようだ。 この先、室津の一番内側の入り江は大浦海岸という砂利浜で、シーカヤックのスクールなどによく使われている。 ここから出て、沖1kmほどの3つに連なった島へのショートツーリングができる。大浦海岸から30分程度

室津を出て相生の沖の島に向かう。左の島は北側に小さな浜があって上陸できる。島の頂上には灯台があり、浜から上がっていくことができる。島の周りの磯は、間をぬっていける水路になっている。ついつい寄り道をしてしまう。 隣の小さな島から、坂越の海岸に向かう。
坂越湾の入り口
こんな感じで上陸できるところがたくさんある。

坂越の湾の入り口の磯のはカキがびっしり。坂越はカキの産地とのこと。湾内にはカキの養殖いけすがたくさんあった。 小粒だけれど、うどんに入れて食べると非常にうまい。
坂越の湾内の島を回っていくと、目の前をエイがジャンプした。 あまりに突然だったのでびっくり。60cm位はあったかなあ。写真は撮れなかったけど、しっかり目に焼き付いた。
坂越から播州赤穂までは1時間ほど。昼に風が落ちていたが、3時を過ぎると南西の風が吹きはじめた。
赤穂御崎の手前から家島諸島を望む。 赤穂御崎手前には海水浴場とキャンプ場があり、結構沢山の人が遊んでいた。ここで、シーカヤッカー一人に出会う。家島諸島へわたるのにいい場所を聞くと、やはりこの辺が一番近いとのこと。 その人も一度行ってみようと思っているらしい。

午後4時、やっと赤穂御崎に到着。 御崎の海岸にはシャワーがあり、艇をばらして洗い、乾かす。 着替えてさっぱりしてから赤穂御崎の神社にお参りに行く。 神社から続く階段は海に伸びていて、途中でなくなり、そのまま海に落ちている。 御崎からの眺めは最高、小豆島から、四国、姫路方面まで見渡せた。 茶店で、ビールを飲み、バスの時間までのんびりすごす。

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